5月 セカンドオピニンなどを経た選択
セカンドオピニオンを3つ申し込み、そのうち一つは、希望する先生に相談出来ないということで、結果として、2人の先生にセカンドオピニオンをして頂いた。
かなりレアな病気であるため、データを使った説明は出来ず、彼らの個人的な経験などによる説明であった。2人とも、最終的な判断は患者本人が納得した上で決めるべきという姿勢ではあったが、自分の病気に対する考えを深め、選択肢を広げてくれた。
セカンドオピニオンとは別に、マギーズ東京という相談施設にも出向き、看護師さんに話を聞いてもらった。そこの看護師さんは、中々他の人にはしにくい話を遮ることなく聞いてくれ、親身になって聞いてくれた。不安な気持ちが和らいだ。
他にも、自分の病気のフォーラムに出向いたりらインターネットや書籍等で集め、情報を集めた。そして、『今は』手術を受けない、という選択をし、主治医に伝えた。
通院している病院の医師は「早急に手術をうけるべきである。」という考えであった。しかし、
「手術の決断に踏み切れないのであれば、無理に踏み切らなくてもよい。病状が進行すれば、今よりも切除範囲が広範になるけれど、絶対に手術出来なくなるということは、考えにくい。」というセカンドオピニオンを受けた先生の言葉が背中を押してくれた。