僕の病気と仕事との向き合い方

職業生活と健康の両立についての思考実験と実践。

12.1もし余命が3か月になったら、

夏になる前、セカンドオピニオンに行ったいくつかの医者のうち、1人はこう言っていた。再発した場合、追加治療をしないと余命は3か月くらいかもしれない、と。

 

くらいかもしれない、と確信を持てないのは、元々すごくレアな病気であり、参考となるデータがないため、である。

 

3ヶ月、と言ったのは進行のスピードが凄まじかった1月のレントゲンなどを見た医者の感想である。

 

積極的な治療が4月で終わり、7か月経過した。

今は腫瘍の増大傾向は確認されず、経過は順調だし、体調も安定、体力や体重も増加し、復職も視野に入っている。

 

でももし再発したら、、、という不安は拭い去れない。

 

でも、もし再発しても、治療を受ければ余命は伸びるかもしれない。

 

し、余命が3か月だったら、働かずに家族と過ごしながら、ゆったりとその日を迎えたいのだろうか。

 

いや、違う。もし余命3か月になったとしても、働ける限り、やりたいことをやりたい。

 

前の仕事がやりたいことかどうか問われると、100パーセントそうだとは言い切れない、でも、やりたい仕事がすぐそばにあった。

 

それをやりたい。

 

この先どれくらい長く生きれるかなんて誰にも分からない。だとしたら、1番やりたい仕事をやるべきだと思う。少なくとも、やりたい仕事に近づけるよう考え、努力すべきなんじゃないかな、と思う。

 

他人のことなんて、周りが自分にどうあってほしいかなんて、そんなものに振り回されたくない。

 

自分が心から欲しいと思うものが宝物で、人生とはそれに向かって自分で切り開いていくものだ。

 

そういう人生にしたい。